ロングアイアンの打ち方・練習法2
5番アイアンではリラックスしてアドレスできるが、4番アイアンを持つと途端に力んだアドレスをしてしまう人がいます。このような人はスイングでも同じように力の入ったゴルフスイングをしています。力の入ったゴルフスイングでは右手と右肩、右ひざの動きが早くなってしまいます。このようなゴルフスイングではロングアイアンは打ちこなせません。
このような右サイドの動きを抑えるためには体重を身体の右側に残しておくことが大切となってきます。そのためには、インパクト時に右足が浮かないように注意してみましょう。ダウンスイングからインパクト、フォローにつながるまで右足のかかとを地面から上げずにクラブを振ってください。
5番アイアンは打てるけれども4番アイアンは打てないという右足のかかとを確認してください。右足かかとをつけたままスイングしてみましょう。このとき、スライスやボールが上がらないといったミスは少なくなるはずです。
ボールが上がらない理由はクラブの軌道にも原因があるようです。アウトサイドインの軌道であればインパクト時にフェースが被ってしまい、ボールは上にあがってくれません。ミドルアイアンあたりまでは、アウトサイドインの軌道でもそれなりにボールは上がってくれます。しかし、4番以上のロングアイアンではゴルフスイングの軌道が弾道にはっきりと出てしまうのです。ロフト角の少ないロングアイアンであれば、インサイドアウトの軌道を心がけましょう。この軌道であれば、ロフト角以上の弾道が得られるはずです。
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